2020.10.05今日の4年生は、滋賀大学教育学部より加納圭教授をお迎えして「探求とはどういうことか?」をテーマに理科特別授業を受けました。
加納先生は「NHK『考えるカラス』」の制作にもかかわっていらっしゃり、「疑問を探求する子ども」を育てようと研究をされています。写真は子どもたちが「風船とお盆(段ボール)」の落ちるスピードについて考える実験をしているところです。
お盆(段ボール)と風船を同じ高さから別々に落とすと、お盆の方が風船より早く落ちます。お盆より小さい風船をお盆にくっつけるようにして落とすとどうなるのでしょうか。実験をしてみると、お盆と風船はくっついたまま落ちていくのです。ではなぜ同時に落ちるようになるのか。実験を繰り返しながら子どもたちはその理由を考えていきます。いろいろな考えが出てくる中で、正しい考え方が分かる決定的な実験のやり方を考え、その実験を基にたった一つの理由にたどり着くことができました。
子どもたちは驚きを通して、「探求」する楽しさを味わうことができたようです。子どもたちのために授業をしてくださった加納先生に感謝いたします。