同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
スポーツフェスティバルを明後日に控え、マスゲームの練習も最後の仕上げに入っています。土台になる子は膝や背中の痛みに耐え、上に乗る子は恐怖心を克服してがんばっています。そして、それぞれのご家庭では毎日、泥にまみれた体操服を洗ってくださっています。そうしたひとつひとつの頑張りがこのマスゲームをつくっています。 明後日の本番では、子どもたちはきっとこれまでの練習の成果を超えて、その先にある何かを見せてくれることでしょう。
もうすぐ1年生にとっては、はじめてのスポーツフェスティバルです。これだけの人数で行うマスゲームも、もちろん初めて。並ぶ位置や技の順番など、おぼえることがたくさんあって、なかなかうまくいかないこともありますが、小さな体で一生懸命に技を成功させようとする姿はとても輝いています。本番まで練習できるのもあと2日。最後までしっかりと練習して、本番はのびのびと演技し、はじめてのスポーツフェスティバルを楽しみましょう!
今月の給食は郷土料理特集。その締めくくりは、北海道名物の「チャンチャン焼き」です。ちょうど秋鮭がおいしいこの季節、ふっくらとした鮭と野菜が絶妙なハーモニーを生みます。北海道の漁師町で生まれたと言われるこの料理の「チャンチャン」の名前にはいくつか由来があり、「ちゃん(お父さん)が料理するから」「焼くときにチャンチャンと音をたてるから」「ちゃっちゃと(素早く)作れるから」等さまざまですが、「チャンチャン」という音の響きがまた料理をおいしく感じさせてくれるのかもしれませんね。
今日は1,2時間目に全校体育が行われ、マスゲームの練習をしました。本番通りの流れで行われた今日の練習には、今年のマスゲームのテーマとなるオブジェも登場しました。今日の一枚は、そんなマスゲームのオブジェが作り出す影です。今年のマスゲームは、例年とは少し違った構成になっているなど、新鮮な部分も多くあります。観に来ていただける方は、ぜひ当日まで楽しみにしていてください。
昨年、理科クラブで八瀬の田んぼへ出かけ、イモリをつかまえた5年生(当時)の何人かはその後もイモリが大好きで、6年生になった今も、自分たちで捕まえてきては学校で飼育していました。そのイモリが突然死んだことを機に、解剖したいということで、今日のお昼休みに解剖研究会が行われました。昼休みだったこともあり、多くのクラスメイトが見守る中、死んだイモリのお腹にメスが入りました。やわらかそうに見えたイモリの皮膚は意外と硬く、苦戦した後に内臓がきれいな状態で現れた時には「すごい」という声が挙がりました。解剖後は校舎裏にお墓を作り、お祈りをしました。子どもたちはこの日、命について多くのことを学んだのではないでしょうか。
英語科では、授業以外にもさまざまな活動を行っていますが、そのひとつに希望者による「ペンパル」があります。修学旅行で行くアメリカや、希望者によるホームステイでお世話になるオーストラリア、そして希望があればその他の国のお友達とお手紙をやりとりすることができます。今日も休み時間を利用して、英語で自分のことを紹介する文を書きにくる子どもたちの姿がありました。手紙に込められた気持ちのやりとりがずっと続くことを願っています。
今日は5・6年生のクラブ活動の日です。理科クラブは学校を出て、京都大学総合博物館を訪れました。博物館の方に展示物の説明をしていただきながら、館内を回りました。今、京都大学総合博物館では企画展・特別展として「明月記と最新宇宙像」というテーマの展示をされています。自分たちだけで館内を見学するだけよりも、お話を聞きながら、その場で疑問に思ったことを質問しながら見学すると、より一層理解が深まりますね。
せんべい汁とは、青森県八戸市の郷土料理で、肉や魚、野菜やきのこ類などでダシをとった醤油味の汁に「南部せんべい」を割り入れて作る料理で、汁物としても鍋料理としても食べることができる(健康給食委員会 児童調べ)そうです。子どもたちによると、「はじめは固くて噛めないけど、汁に浸すとやわらかくなって食べやすくなる」とのこと。今月は日本各地の郷土料理が給食に登場するので、それぞれの食の違いや工夫も感じながら食べられるといいですね。