同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
10月末に行われた読書週間で、たくさん本を読んだ子には図書委員さんが様々な特典を用意してくれていました。その中のひとつに、図書室のカウンター体験があります。普段は5・6年生の図書委員さんが行っている、貸出・返却の作業。今日はその図書委員さんの代わりに、幸運をつかみ取った子どもたちがカウンターに立ちました。体験に来た子は、図書委員の6年生に丁寧に教えてもらいながら、カウンターのお仕事を体験することができました。
5年生はフェアトレードについて調べたことや、自分たちが体験したことを発表します。同志社大学の学生と共に、フェアトレードとは何かということを学んできました。生産者と消費者の顔と顔が見えにくいこの時代、作られた物のその向こう側にどんな人々がいるのかを考えることは、大事なことかもしれません。5年生はこのフェアトレードについて、巨大絵本や劇などを通して発表します。みんな、明日は自信をもって舞台に上がりましょう!
今年のチャレンジウィークで、それぞれどんなことにチャレンジしたかを発表し合う、チャレンジウィーク交流会が今日行われました。それぞれの学年が自分たちの取り組んできたことに自信をもって堂々と発表することができていましたし、観ている側にもたくさんの刺激と感動を与えてくれました。この取り組みで得たものをここで途切れさせることなく、これからの学びの中で生かしていってほしいものです。
チャレンジウィークも折り返し地点。それぞれが交流会での発表に向けて本格的に練習し始めています。そしてこちらは、3年生のチャレンジ、和太鼓によるアートパフォーマンスの練習風景です。チャレンジウィークという限られた時間の中で上達したいという思いから、放課後も居残り練習をして、手にマメができるまで練習している子もいます。練習を重ねるごとに深い音色に変わっていく和太鼓の響き。3年生のテーマ「ひびきあう世界」が、今まさに生まれようとしています。
4年生はボディーパーカッションにチャレンジします!楽器がなくっても、手をたたいたり、足を踏み鳴らしたり、指を鳴らしたり・・・身体は無限の可能性を秘めた楽器です。そんな身近なボディーパーカッションですが、一人で音を鳴らすなら簡単。でも90人で息を合わせてハーモニーをつくるのはとっても難しいのです。子どもたちはアリーナで練習できる限られた時間を大切に練習しています。みんなが創り上げる楽しいボディーパーカッションの世界に期待です!
2年生は英語でミニシアターにチャレンジします。土曜日の発表場所は、アリーナではなく、校内の6ヶ所を使って少人数のグループで行います。英語で、白雪姫の世界を歌や演技で表現するため、今は準備で大忙し。2年生らしい明るく元気な発表を期待しています!
今週はチャレンジウィーク!各学年一致団結して、いろんなことにチャレンジします。1年生は英語劇「はらぺこあおむし」にチャレンジです。日本語にはない、英語の発音をしっかり出せるように一生懸命練習中!小学校の大きな舞台に上がるのも初めて。90人で英語の劇をするのも始めて。何もかもが初めてづくしの1年生ですが、はじめての舞台を楽しみながらチャレンジしています。
6年生の理科の授業では、てこのはたらきについて学習しています。私たちは普段の生活の中でてこの力を応用することはありますが、自動車を持ち上げる経験はなかなか無いでしょう。今日は、本当にてこのはたらきで自動車は持ち上がるのか、そんな疑問に6年生が挑みました。はじめは持ち上がらなかった自動車も、支点の位置を変えていくと、らくらく持ち上がりました。これには6年生も素直に驚いていました。
子どもたちが夏休みに取り組んだ理科の自由研究は、どれも力作ぞろいですが、その中から特に優れた作品を青少年科学センター主催のサイエンスコンテストに出品したところ、京都市教育長賞をはじめ、多数の児童の作品が入賞・佳作をいただきました。今日はその表彰を礼拝のあとに行い、教育長賞を受賞した6年生が、自分の研究について全校児童にプレゼンを行いました。身近なものに対する「なぜ?」を追求していく姿勢をこれからも大切にしていってほしいものです。
贅沢にも比叡山を借景にした同志社小学校のグラウンドは、この季節が一番美しいと言っても過言ではありません。校庭の木々は紅や黄に染まり、夕日に照らされた比叡山の山頂には真珠のような月が輝く…こうした美しい自然に囲まれて、今日も子どもたちの元気な笑い声が響いています。