同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
子どもたちが嬉しそうに持っているのは、1964年に開催された東京オリンピックの聖火リレーで実際に使用されたトーチです。保護者の方からお借りしました。このオリンピックは、戦争のために傷ついた日本の復興だけでなく、アジアで初めての開催であった事、独立したアフリカの国々が参加した事など、みんなが共に生きていこうとする思いを集結させた大会でした。より良い世の中を築くという明るい希望を胸に、聖火は人から人へとつながっていきました。このトーチに込められた思いを、ぜひ子どもたちに伝えたいと感じています。このオリンピックで新幹線や名神高速道路が開通しました。カラーテレビや洋式のお手洗い、そしてタクシーの自動ドアなどが人々に浸透しました。2020年開催の東京オリンピックではどんな事が起きるのか、わくわくしながらその日を待ちたいと思います。
本校の3年生が京都ユネスコ協会「自然観察展」にて京都ユネスコ協会賞を受賞しまし、今朝の礼拝の後表彰式が行われました。
また、4年生は聴覚障害者協会の高山さんをお招きして、耳の不自由な人の生活についてお話を聞いたり、簡単な手話の手ほどきを受けたりしました。
5年生は家庭科の時間に調理実習を行いました。メニューはカラフルコンビネーションサラダです。3種の野菜を湯がいて盛り付けます。ドレッシングも自分たちで作り、きれいな彩りのサラダが完成しました。子どもたちは自分たちで役割分担をし、手の空いている時には何かできることはないか自ら考えたり、手の空いていそうな友だちに「片づけをしておいてほしい」と指示を出したり、協力して活動している姿が印象的でした。
本日3年生の音楽の時間に、ピアニストの田中咲絵さんをお招きして、ピアノの仕組みや演奏を聞かせていただきました。ピアノの鍵盤を弾くと中の弦が震える様子を覗かせていただき、興味津々で目を輝かせる子どもたちの様子がうかがえました。
今朝は収穫感謝礼拝の時間を持ちました。宗教科の中川先生より収穫感謝の成り立ちのお話や交流をしている止揚学園のお話がありました。その後、台の上に農作物を持ち寄り、祈りと共に捧げました。
みんなの様子が見たいなと、休み時間に校舎をまわっていると「先生、聞いて!聞いて!」と2年生に声をかけられました。「どうしたの?」と尋ねると「紙芝居を作ったの。紙芝居を読むから聞いて欲しいの。」と真剣な表情。こちらからお願いしたい思いで「聞きたい、聞きたい」と答えると、オープンスペースの三角のデンに招待されました。(三角デンとは、三角の形をした子どもたちが大好きな、隠れ家というか遊び場です。)三角のデンで紙芝居が始まります。三人が息をぴったり合わせ、大きな声で紙芝居を朗読してくれました。きっとたくさん練習をしたのでしょうね。みなさんの頑張りが本当に素敵だと感じました。
5年生の教室から威勢の良い和太鼓の音が響いてきました。楽しそうな声も聞こえます。様子を見に行くと、台湾から交流のために来られた純徳小学校の子ども達と5年生が一緒になって盆踊りを踊っているところでした。台湾からの友達と同志社小学校の5年生、そして先生方も一緒になって楽しむ姿がとても素敵に感じました。
今日は台湾からのお友だちとの交流会が開かれました。純徳小学校の校長先生から日本語でご挨拶があったあと、台湾のお友だちがそれぞれに英語で純徳小学校のことを紹介してくださいました。同志社小学校の子どもたちも校歌を歌って歓迎の気持ちを表しました。残りの期間一緒に楽しみましょうと心が一つになった瞬間でした。
本日の朝の礼拝後に、先日開催された大文字駅伝予選大会の表彰式が行われました。Aチームは優勝、Bチームも三位に入賞いたしました。チームだけでなく、走者一人ひとりが個人賞または特別賞を受賞しました。毎日練習した努力が実を結びました。また、本日より台湾の純徳小学校よりお友だち15名と先生2名が来校されました。今日から木曜日までの間、同志社小学校でともに学んだり、遊んだりして、互いにとって実りのある滞在になるよう願っています。
第二十四回京都サイエンスコンテストにおいて、同志社小学校より6名の児童が入賞いたしました。朝の礼拝では、香港からのお客様を含め、たくさんの人たちからお祝いの拍手を受けました。