同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
今日は、3年生の道草の授業で栽培してきた玉ねぎの収穫を行いました。例年ほど大きな玉ねぎに育たなかったのですが、自分で育てて自分で収穫した喜びは大きく、獲れたての玉ねぎを嬉しそうに見せてくれました。この玉ねぎでお家に帰って何を作るの?と尋ねると「カレーを作る!」という答えが一番多かったです。いつも以上においしいカレーが出来上がることでしょう。収穫のあとは、大豆の種まきを行い、引き続きお世話をしていきます。
同志社と親交の深い台湾の淡江高級中学附属純徳小学校より、本日マスクが届けられました。昨年度は同志社小学校からも短期留学先として児童が授業参加し、ホームステイをするなど交流を実施している学校です。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、日本国内でもマスク不足が深刻だ、とのニュースを聞いて純徳小学校の制服と同じ生地を使用したオリジナルマスクを支援していただきました。マスクだけでなく温かい心も一緒に届きました。あらためて思いあう心、温かい心の大切さを実感しました。
今日の一枚は、2年生Hardy部の音楽の授業の様子です。大切な人に向けてみんなで元気よく校歌を歌った後は、臨時休校中の出来事を話し合って、それを歌にしていく、という楽しい授業でした。「飼っている犬の寝相がすごかった!」「ずっとラグビーの試合を見ていた!」お友達の面白いエピソードが出るたびに音楽室には笑い声が響き渡りました。授業の終わりには、オンライン学習で習得した歌にのせて、楽しくしっかりと手洗いもできました。
理科室をのぞいてみると、4年生(Davis部)が理科の授業で「植物のかんさつ」を行っていました。感染防止対策のため実験や観察の際は、各自が用意した手袋をつけています。今日はゴーヤ、ヘチマ、ヒョウタンの葉の形などの違いに注目しながらスケッチし、発見したことや不思議に思ったことを発表し合いました。臨時休校中の5月に教科担任の先生が、子どもたちの代わりに育てていた屋上のヘチマとヒョウタンが、わずか1か月で100㎝以上も伸びたことを知って、みんなとても驚いていました。「草たけは最高何㎝までになるか?」「どんな花が咲くか?」一人ひとりが思い思いに調べたいことが見つかったようです。
今日は、1年生Learned部がはじめての授業日でした。みちくさの授業では「あさがお」の種を植えました。豪快に土を入れる子、慎重に土を入れる子、それぞれの個性が垣間見れました。「命の水だよ~」と楽しい声も聞こえてきました。元気に育ってくれることを願いながら、そっと種を置く表情は真剣そのものでした。きれいな花が咲く日が楽しみですね。
今日は1年生Hardy部のはじめての礼拝の様子です。新型コロナウイルス感染拡大防止対策のため、朝の礼拝はチャペルよりテレビ放送にて行います。今日は校長先生に見守られるなか、少し緊張した面持ちでしたが、中川先生の「心を落ち着けて礼拝の準備をしましょう」の言葉とともに、みんな姿勢を正してしっかりお話に耳を傾けていました。臨時休校中におうちで練習したかいあって、賛美歌も上手に歌うことができました。
いよいよ1年生にとって、はじめての授業が始まります。クラス別分散登校のため、今日はDavis部の授業の様子です。英語の先生が”Nice to meet you.”と呼びかけると、元気な”Nice to meet you!!”が返ってきました。教室内のいろいろな「いろ」や「かたち」さがしでは、みんなたくさん見つけられたようで、元気な声が廊下まで響いていました。やっぱり学校って楽しいよね!!
2か月間、この日を待っていました。新型コロナウイルスの影響で延期となり、6月6日、2020年度同志社小学校の入学式が行われました。保護者の方たちと学校の門をくぐる新入生は明るい笑顔です。入学式が始まるまでは、教室で絵本を読んだり、先生とお話をしたりと和やかな空気に包まれました。
2020年度始業式は学年ごとに分散して行われ、今日は最終日、2年生の始業式でした。初夏の日差しが降りそそぐ中、校長先生に迎えられ子ども達は元気に登校してきました。ひとつ学年があがってお兄さんお姉さんになった2年生。先生たちも久しぶりの再会にとてもうれしそうでした。いよいよ明日は入学式。アリーナの消毒作業も終えて、準備は万端整いました。1年生のみなさん、待っているよ!
日本国内での新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、日本でマスクが不足し困っていることを聞いた中国の民間企業や個人の方より、恩返しの気持ちを込めて、まずは医療機関へ、続いて学校等へとマスクを支援していただきました。そして本日、本校へも本校の関係者の方を通じてマスクが届けられました。一足先に中国で新型コロナウイルスの感染が拡大した際、日本の民間企業や個人の方が中国へマスクの支援を行っていました。私たちは、互いを思う心でつながっています。マスクとともに温かい心を届けていただきました。こうした思いあう心、温かい心のつながりは、世界中が大変な状況だからこそ、大切にしたいものです。あらためて実感しました。