同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
4年生は今日、国立京都国際会館へ見学に行きました。世界規模の会議が行われる大会議場は、圧倒的な広さで子どもたちを迎えてくれました。英語とイタリア語の同時通訳の体験をしたり国際会議の様子を学んだりすることができ、とても刺激的な学習となりました。学校から歩いて10分のところに、このような国際的な施設があって、見学させていただけるということは幸せなことですね。
4年生は英語の授業で、自分の思い入れのあるもの(好きなもの)を紹介する学習をしてきました。今日は、海外のお友達に伝えるということで、ビデオカメラで録画するというドキドキの本番でした。お気に入りの野球のグローブから本物のたこ焼きまで、紹介したいものをお家から準備しきて、みんなの前でスピーチする子どもたちは、緊張している様子でしたが少し誇らしげでもありました。
4年に及ぶ修復が終わり、先月まで京都国立博物館で行われていた展覧会には20万人もの人が訪れるほど、有名な国宝「紙本墨書 鳥獣人物戯画」。描かれてから何百年という月日が流れ、たくさんの研究がなされてきたにも関わらず、その成立さえわかっていないという未だに謎多き作品です。しかし今回の修復でこれまで謎だった様々なことが見えてきました。今日は、その修復をされた、岡 岩太郎さんが6年生のために鳥獣人物戯画の謎と「絵を観る」とはどういうことかをお話くださいました。とてもわかりやすい説明と、修復された方だからこその秘話にぐぐぐっと引きこまれ、あっという間の時間でした。最後には「絵をゆっくりと鑑賞すれば、きっと絵の方からみんなに語りかけてきてくれますよ」というとても素敵なメッセージをいただき、6年生にとって本当に貴重な体験となりました。
今日は5・6年生の2学期最後のクラブ活動の日でした。2学期のこの時期ともなると、子どもたちの技能も上達し、より高度なことができるようになり活動の内容も深まってきます。今日は2学期末ということで、クリスマスケーキを作ったり、曲を演奏したり、お楽しみの要素がいっぱいつまった活動が多くみられ、子どもたちもより一層活き活きと活動していました。
1年生は英語の授業で、「I see colors」の作品作りをしました。英語で色の名前を学習したあと、学校の中にはどんな色のものがあるのか、色さがしをしました。そしてグループごとに色を一色決めて、その色から思いつく物の絵を描き、みんなが描いた絵を写真で収めたのが「I see colors」の本です。自分たちの写真が載っている本を手にとって、1年生も楽しそうに会話していますね。
6年生の英語の授業では、3人称の表現を使って友達のことを紹介する学習をしました。そのまとめとして、iPadを使って、ビデオを撮ったり撮影した写真に声を吹き込んだりして、それらをつなげて一つの作品を作りました。iPadを使うと、自分の発音や表情などをすぐに振り返れますし、撮影した動画に絵や文字を書くなどの工夫ができ、子どもたちは楽しそうに作品作りをしていました。
今日は、午前中がクリスマス礼拝・祝会。そして夕方には課外活動のミニオーケストラ(ミニオケ)の演奏会がありました。クリスマス礼拝では、同志社女子中学校・高等学校教頭で聖書科教諭の平松 譲二先生にお話をしていただきました。第二部は6年生による「ヨセフ物語」。熱のこもった演技は下級生のあこがれとなったことでしょう。第三部のページェントは会場中の歌声をあわせて、心温まる舞台となりました。 午後、ミニオケのメンバーはかわいらしいサンタ姿に変身!同志社中学校・高等学校のグレイス・チャペルで息の合った演奏をみせてくれました。今日はみんなでクリスマスの到来をお祝いする素敵な一日となりました。
1年生の算数では「引き算」を学習しています。これまでに「□-3=2」や「7-□=3」といった計算式の、□にあてはまる数字を求める方法を学んだ1年生、今日はもっと難しい問題にチャレンジです。「1?-□=4」という式の□にあてはまる数字は「1,3,5,8」のうちどれでしょう?という問題です。なんとなく答えはわかるけど、理由を説明するのがまた難しい・・・そんな難問をじっくり考えました。そして、わかった瞬間の喜びはいつもの倍以上だったようです。答えはひとつでも、考え方はさまざま。考えるプロセスを大切に、そしてこの「わかった!」の瞬間を大切にしていきたいですね。
今日は、5・6年生にとっては2学期最後の委員会活動でした。来年の1月には1~4年生に委員会活動を紹介する「ワイルド・ローバー フェスティバル」も控えており、各委員会でその準備が進められています。また、6年生にとっては、残り少ない委員会活動。このメンバーで取り組んでいく活動の一回一回を大切にしてほしいですね。
今週末のクリスマス祝会では、6年生による劇「ヨセフ物語」と、1~5年生の有志によるキリスト降誕劇「ページェント」が行われます。どちらもイエスさまの降誕をお祝いするためにお捧げする劇ですが、特にページェントは舞台に上がる人だけでなく、コーラスの柱となる聖歌隊(写真)と会場の子どもたち全員が一体となって創りあげるものです。劇の進行に合わせて、会場も声を合わせて賛美歌を歌う場面があるので、今日は全学年でその練習をしました。当日は、歌声に心をのせて会場全体を温かく包み込むような劇にしたいですね。