同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
いよいよ今日で、6年生の卒業式まで1週間となりました。そこで土曜登校の今日、卒業記念礼拝が行われ、その後、卒業おめでとうの会や、縦割り班(ワイルド・ローバー号)の解団式が行われました。おめでとうの会では、各学年から6年生との思い出や感謝の気持ちを表す出し物が披露され、それに応えるように6年生からも合奏と歌のプレゼントがありました。午後は茶道クラブ有志の児童による立礼式のお茶席体験が開かれ、1年生~5年生の希望者200名以上がお茶と和菓子のおもてなしをうけました。そして今日の最後は有志で取り組んできたミュージカルの公演です。今年度最後の歌とダンスの大舞台を繰り広げました。6年生は今日を過ぎると、また一段と卒業への意識が高まるでしょう。旅立つ日までの一瞬一瞬を今以上に大切に過ごしてほしいですね。
同志社小学校の校歌には、「からだは やさしい ちいさな うちゅう」という一節がありますが、今日の6年生特別授業は、そんな体の中に広がる宇宙を旅しているかのような授業でした。ゲストティーチャーは、京都大学再生医科学研究所を経て、現在は京都産業大学総合生命科学部教授である永田和宏先生です。授業のテーマは「細胞ってなに?」でした。体の中にある細胞をつなぎ合わせると60万キロメートルになるなど、一人ひとりのもつ無限の可能性について具体的な数字を示しながら教えてくださいました。「まさかと思うようなことを発見していく楽しさ」を感じた今日の授業。卒業する6年生が、これからも学ぶ楽しさを感じ続けてもらえればと願っています。
今週から始まった給食感謝週間。今日は、1年生と給食調理員さんとの交流給食会がありました。1年生は、事前に「給食調理員さんの1日」というオリジナルのビデオを見て、調理員さんのお仕事を知り、感謝のお手紙を用意していました。ふだんは調理員さんと話をするきっかけが少ないので、今日の交流会では、調理員さんへのいろんな質問が飛び交っていました。ビデオを見てから給食を残さずに頑張って食べている1年生。今日もおかわりをたくさんしている様子が見られました。
今日は5・6年生の最後のクラブ活動でした。春を予感させる暖かい日差しの中、空高くペットボトルロケットを飛ばしていたのは、理科クラブです。下校する低学年も思わず足を止めて見入っていました。また茶道クラブは、先生や保護者の方をお招きして謝恩茶会を開きました。これまでの特訓の成果を見事に発揮できていました。その他のクラブも最終日の今日は、締めくくりに相応しい活動をすることができ、子どもたちも満足気な様子でした。
今日は6年生の最後の参観日でした。どのクラスでも、子どもたちが作ったパワーポイントで、この6年間や6年生での思い出を発表しました。そして、来てくれたお父さんやお母さんに感謝の気持ちを込めたお手紙を渡しました。6年生もこの時期になると、素直な気持ちを表に出すのが恥ずかしいと思ったり反抗したるする気持ちも出てきます。でも、子どもたちが作ったスライドには、「いつもは てれくさくて はずかしくて 言えないけれど 読んでください」と書かれていました。これからますます成長していく子どもたち。でも、心の奥底にある、このあったかい気持ちをいつまでも大切にしていってほしいです。
2年生が頑張って取り組んできた、同志社ゆうびんきょくが先週で終了し、今日が最後の配達となりました。これまでにたくさんのハガキを人から人へと届けてきた2年生。人と人とをつなぐという、大変だけれど達成感のあるこのお仕事を通して、いろいろなことを学べたのではないでしょうか。同志社小のちいさな郵便屋さんに、ありがとう。
今日は4年生の希望者による天体観測会がありました。お隣の同志社高校の校舎をお借りして、同志社高校の理科の先生と本校の理科教員とが、4年生に星のお話をしたり、理科館の天体望遠鏡で木星とその衛星の観測をしました。空が暗くなるころはまだ雲が多かった空も、20時を過ぎるころには360度見渡せる満天の星空となり、参加した全員が望遠鏡で木星を確認することができました。肉眼ではひとつの小さな光ですが、そこにたくさんの星があることがはっきりとわかり、宇宙の不思議と星空の美しさに心動かされる時間となりました。
今日、6年生は同志社大学の法廷教室を訪れ、司法研究科の皆さんのご協力の下「小学生のための刑事裁判入門」の特別授業を受けました。まず、元裁判官や元検事の先生、現役の弁護士の方々による、オリジナルの模擬法廷が開かれ、その後、有罪か無罪かをグループに分かれて話し合いを始めました。「なんとなく」や「かわいそうだから」などの感覚的な思考では全員が納得しないということ、そして論理的に物事を考えることの必要性を子どもたちは学んだのではないでしょうか。法とは何か、裁判とは何かを考える良い機会となりました。
今月はワールド給食月間ということで、世界各国の代表的な料理が給食に登場していますが、今日はインドといえば!のあの料理(カレー)の日でした。朝の礼拝では、シンガポール出身の英語の先生が、そんなカレーの素になるスパイスのお話をしました。インドの中でも北部と南部とでは、カレー事情が異なることや、日本ではカレールウを鍋に入れて煮込むのが一般的だが、本場ではたくさんのスパイスを混ぜるところから作るのだというお話に、子どもたちからは驚きの声があがっていました。
今週は、それぞれの学年が最後の授業参観と懇談を迎えます。今日は2年生の授業参観でした。2月6日の今日の一枚でご紹介した、SSTの授業を行ったクラスでは、グループの中の保護者の方も入っていただき、子どもたちの学習の様子を間近で参観していただきました。また、3年生では、自分たちのおじいちゃん、おばあちゃんに来てもらい、昔の生活についてお話を聞きました。電化製品などは今と昔では大きく違いますが、「当時はそれしか無かったから、別に不便だとは思わなかった」というお話には納得です。そして、5年生では、本校の卒業生(現 同志社中学校3年生)が、中学校の様子を紹介しに来てくれました。5年生は4月から最高学年となり、中学校への進学というものがさらに現実味を増してきます。何も見えない・わからないことが人間にとって一番の不安の種ですが、こうして現役中学生が語る“本音トーク”は、5年生にとっての大きな心の支えとなることでしょう。