同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
5年生は音楽の授業で、一人ひとりが弦楽器(ヴァイオリンやチェロなど)を弾けるように取り組んできました。今日は、その発表会。保護者の方々も観に来てくださり、息のあった「ほたるの光」を演奏しました。ヴァイオリンなどの楽器は、ともすれば一生触れずに終わるということもあるかもしれませんが、5年生は触れるどころか演奏することもできるようになりました。この「できた」経験は、これからの音楽との関わりの中で、大きな自信となり、より音楽を好きになれる基礎となっていくのではないでしょうか。
5年生は道草の授業で、6年生の修学旅行で行くアメリカについて調べています。英語の授業で学んだことを踏まえ、どのテーマも「歴史・人・気候」につなげて調べています。インターネットを使えばすぐにでも情報は得られそうなものですが、あえてパソコンは使わず、図書室で本や雑誌をペラペラとめくりながら調べています。遠いことのように思っていた修学旅行も、実はあと3ヶ月後。充実した旅にするためにも、下調べに余念がありません。
4年生のあるクラスの学級活動では、昭和に流行したテレビ番組のパロディーに挑戦していましたが、今日はそれをビデオで撮影する日でした。今のバラエティー番組と違って、舞台セットの出し入れなどもノーカットで放送していた時代、その頃を見習って、場面転換などもノーカットで撮影。随所に子どもたちのアドリブが織り交ぜられるなど、全員の息がみごとに合って撮影し終えたこの作品は、今年度の途中にアメリカへ旅立ったクラスの仲間へ届ける予定です。場所は違っても、共に成長していく仲間に、みんなの気持ちが届くといいですね。
2年生の教室前には、たくさんの絵が飾られています。これは「小さなまほうつかいと大きな木」という物語を絵にしたもので、自分がお話の中で描きたいと思った場面を描いています。「大きな木がテーマだから、木を目立つようにかきました」など、それぞれ工夫したところも紹介されていて、ひとりひとりのがんばりがよくわかります。ひとつのお話であっても、それを読んだ人、それぞれが違う景色を思い浮かべているということ、けれど、その中に共通するイメージも思い描いているというおもしろさを感じる作品でした。
5年生の算数は、円周の長さのまとめをしています。今日は、複雑な図形の長さを求める方法をみんなで考えました。基本の問題ができるようになると、みんなもっと難しい問題にチャレンジしたくなります。ガラス黒板に書かれたスペシャル問題の前には意欲的な子どもたちが群がり、ああでもない、こうでもないと議論を交わしていました。6年生になると、勉強もまた一段とレベルアップします。今からしっかりと基礎の力をつけて4月に気持ちよく進級しましょう!
今日は、同志社小学校の第6回 卒業式でした。朝、続々と登校してくる卒業生を迎えるのは、4月からリーダーとして下級生を引っ張っていくことになる5年生。在校生代表として6年生を送り出す役目は、最初の大きなお仕事です。5年生も張り切っていました。卒業式での6年生は、皆キリっと引き締まった表情で、卒業証書を受け取っていました。その背中は次のステージへと向かう決意に満ちているようでした。式のあとは、保護者の方による卒業記念パーティーです。終始和やかな雰囲気で行われ、卒業生、教員、保護者の気持ちが一緒になった、とても素敵なひと時となりました。今日、卒業を迎えた6年生。それぞれの道はこの先、どんどん分かれていくでしょう。でも、そのはじめの一歩を踏み出したのが、この小学校であったこと、そして、純粋に心を通わせた仲間がいるということを覚えて、まだ見ぬ世界へ自信をもって羽ばたいていってほしいと思います。 卒業おめでとう!
今日が6年生にとっての最後の給食となりました。メニューは6年生からのリクエストで、照り焼きハンバーガーにイチゴムースケーキ!というスペシャルメニューでした。いつもと違う席で輪になって食べる子どもたち。みんな最後の給食を共に過ごしてきた仲間たちと楽しそうに食べていました。
卒業おめでとうの会の後の、ある1年生の日記の一部です・・・。「わたしたちを むかえてくれたときのように、アーチをつくって、(小さいので とどかないけど)6年生を おくり出しました。大大大すきなおねえちゃんができて、いっぱいあそんでもらってたのしかったのに、もうおわかれだとおもうと、すっごくかなしいです。でも、手がみに ずっとわたしのいもうとだよって かいてあったので、これからもあえるような気がして、ほっとしました。」今日、この日記を書いた子は、その6年生に返事の手紙をわたすことができました。6年生は明後日、卒業して学校から去りますが、在校生の心の中には「ずっと」いてくれて、これからもやさしく微笑んでくれることでしょう。
6年生が図工で作った卒業作品の展覧会が、今日のお昼休みに図工室で行われました。この作品は、四角い木枠の中で、それぞれの自由な発想でこの6年間の思い出(思い出深いもの)を表現します。どの作品も、一人ひとりの個性あふれる力作ぞろいで観ていて飽きません。今日は短い時間での展示でしたが、お昼休みはたくさんの子どもたちで賑わっていました。
1年生の図工では、紙皿や紙コップなどを組み合わせて、ころがるおもちゃを作りました。まずはしっかりところがるように形を作り、そこに絵を描いたり模様を描いたり、飾りを取り付けたりして転がしたときの変化を楽しみました。今日はお天気もよかったので、チャペルコートで発表会をしました。みんなに工夫したところを説明して、転がします。友だちの作品がころがる様子に、周りからは歓声と温かい拍手が沸いていました。