同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
同志社小学校の北門付近には、「カタルパ」の木があります。現在、カタルパの白い花が見頃を迎えています。アメリカ原産の落葉樹で、日本国内には数が少なく非常に珍しいとされています。同志社の創立者である新島襄先生が、アメリカから持ち帰った種を徳富蘇峰ら子弟に贈ったのが日本のカタルパの始まりと言われているそうです。小学校以外では、同志社女子大学の「新島記念講堂」前や、熊本県熊本市の「徳富記念園」、東京都大田区の「山王草堂記念館」、福岡県久留米市の高良大社参道口など、新島襄先生ゆかりの場所に育っているカタルパ。ぜひ見に行ってみてください。
6年生は4月から図工の時間に『フェナキストスコープ』を制作していましたが、本日完成しました。『フェナキストスコープ』とは、いわゆる回転式アニメです。円形の紙に描いた絵を鏡に向けて回転させ、細いすき間を通して鏡に映った絵をのぞくと、不思議なことに絵が動いて見えます。完成した絵を使って実際に試してみると、子どもたちからは「すごい!」「動いてる!」と驚きの声があがっていました。素敵な作品が出来上がりました。
3年生の理科の授業では、モンシロチョウ・アゲハチョウ・オオムラサキの3種類の幼虫を育てています。今日は、岩倉の自然に詳しい村上幹夫先生をゲストティーチャーとしてお迎えして、「オオムラサキの一生」というテーマで特別授業を実施しました。
「自然の中で育つオオムラサキは、寄生されたり、他の敵に襲われたりしてしまって、500個のタマゴからたった1匹しか成虫になることができない」というお話を、みんな真剣な表情で聞き入っていました。
3年生たちの意欲的に学ぼうとする姿に、村上先生もとても喜んでいらっしゃいました。
墨の香りに誘われ教室をのぞいてみると、4年生が書写で『林』の字を書いていました。文字の左右の組み立て方や「とめ」・「はらい」に注意しながら、集中して丁寧に書いていきます。一筆入れるごとに、「さっきよりうまくいった」「ちょっと失敗しちゃった」という声があがっていました。真剣に取り組んでいる様子が見られました。
今日は『花の日礼拝』が行われました。チャペル前方の台には色とりどりのお花が用意され、子どもたちが作った個性あふれる花の作品が玄関に飾られました。花の日は、「神様への感謝」、「自然の恵みへの感謝」、「周りの方々への感謝」をする日です。宗教科の先生より、聖書の言葉の“良い香り”についてのお話がありました。好きな香りは人によってそれぞれです。花のように私たちも一人一人香りを持っています。自分からはどんな香りがしているのでしょうか?“良い香り”になれるように、感謝の心を忘れずに自分の中の調和(ハーモニー)と他の人との調和を作っていけるように、と神様にお祈りをささげました。礼拝の後には、各クラスの代表者が花を受け取り、日頃お世話になっている方々にお花とメッセージカードをプレゼント。みんなが温かい気持ちになれる素敵な花の日となりました。
今週は給食感謝週間です。「感謝の気持ちをつたえよう!」を給食目標に、食器をきれいに片付けて子どもたち一人一人が調理員さんへの感謝の気持ちを伝えます。昨日の礼拝では、健康給食委員会の子どもたちより食器の片付け方について発表がありました。みなさんの気持ちが調理員さんへしっかり届くよう、「いただきます!」「ごちそうさまでした!」の挨拶をしっかりして、残さずきれいに食べましょう。給食調理員さん、いつもありがとうございます!
今週は、同志社小学校で恒例の『良心探求(ハーモニー)ウィーク』です。その一環として、7時間目に4~6年生を対象とした特別授業が実施されました。パラリンピックの水泳選手である宇津木 美都(うつぎ みくに)さんをお招きして、パラリンピック水泳選手になるまでの生い立ちや、障がい、そして多様性についてお話していただきました。子どもたちは目を輝かせながら、宇津木さんのお話に聴き入っていました。「人生は未知数であり、どんどん新しいことにチャレンジしてほしい。人生の選択肢を広げてほしい。」「みんながそれぞれ違うように、障がいも一つの“個性”」という言葉がとても印象に残りました。子どもたちは、まだまだ聞いてみたいことがたくさんあったようで、最後の質疑応答の時間がオーバーするほどでした。子どもたちにとって、素晴らしい時間となったようです。
1年生の英語では、「Happy Flower Day(花の日)」にちなんで、花を工作しました。選んだ色とりどりの細長い紙を使って、花の形を作っていきます。来週仕上げをして完成の予定です。個性あふれる花が出来上がりそうです。
2年生は視力検査がありました。片目をハンカチで隠して検査をします。「これはどっち?」の先生の声に、即答する子もいれば、悩みながら見える方向を答えている子もいました。1年生の時の自分と比べてどうだったでしょうか。日頃からよく使う目。たまには遠くの方を見たりマッサージをするなど、目を休ませてくださいね。
3年生の図工の授業では、「えのぐと水の色いろラボ」と題して、水彩絵の具と水を使って“ふしぎな海の世界”を描いています。クレヨンで下書きをしてから、思い思いの色をつけていきます。魚やクラゲ、タコ、カメ、タツノオトシゴ、海藻など様々な海の生き物たちを、動きや表情をイメージしながら形・構図を工夫して表現していました。
6年生の理科の授業では、3人一組で発展的な実験に取り組みました。水上置換法を用いて窒素100%、二酸化炭素100%、酸素100%の状態にした集気びんの中に火のついたろうそくを入れると、明確な違いがありました。特に、酸素中でろうそくが激しく燃えたときには、予想以上の結果に子どもたちから歓声があがっていました。