同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
2年生は今学期、「同志社ゆうびんきょく」を開く予定です。そこで今日は、本物の郵便局の裏側を見学しに、京都中央郵便局を訪れました。郵便局の中では、たくさんの郵便物を仕分ける機械があり、目には見えないバーコードが、手紙やハガキに付けられていく様子などを見学させていただき、子どもたちも目を丸くして見ていました。遠く離れた人と人とを結ぶ大切なこのお仕事。2年生のみんなも、今から同志社ゆうびんきょく開局に向けてやる気じゅうぶんです!
京都大学防災研究所の中北英一先生と東京海上日動保険株式会社の皆様が来校され、4・5・6年生を対象に「防災教室」を開催してくださいました。 東京海上日動保険株式会社の皆様からは、災害が起こった時、どうすれば良いのか、どんな準備が必要なのかといった内容を京都北ロータリークラブ様より寄贈していただいた「京都ハザードマップ立体模型」を使いながら、具体的に教えてくださいました。 中北先生は「豪雨のしくみを理解して豪雨被害に備えよう」というテーマでお話をしてくださいました。ゲリラ豪雨が発生する仕組みや豪雨と地球温暖化の関係などを動画を交えた豊富な資料を使い、分かりやすく教えてくださり、知的興味をそそる授業となりました。 中北先生の話を目を輝かせて聞いていた同志社小学校の子どもたち。将来、中北先生のように「人々を災害から守る研究者」になる人が出るかもしれませんね。
今日は、6年生の非行防止教室がありました。下京警察署より警察官OBのスクールサポーターの先生が来てくださり、ご自身の体験談やフラッシュカードを使ったわかりやすい説明、そして「心のブレーキ」をしっかりかけられる人になってほしい、というメッセージをいただきました。4月からは中学生になる6年生。これからは今まで以上に自分の行動に責任を持つ意識が必要です。同志社が掲げている「自由・自治・自律」という精神の中で、常に自らの「良心」に問いかけながら行動できる人間であってほしいですね。
今月は「ワールド給食月間」と題して、世界各国を代表する料理が給食に登場します。もちろん、私たちは普段から様々な洋食を口にしているわけですが、今月は、そうした身近な洋食から、聞き慣れない料理まで幅広く登場します。給食室前には、今月の給食に登場する料理がどこの国のものなのか書かれたマップと、その国の民族衣装が展示されています。子どもたちには、世界の味を堪能するのと同時に、その国や地域の文化や人々の生活にも興味をもってもらいたいですね。
今日は土曜登校日。小学校ではワイルド・ローバーフェスティバルが行われました。5・6年生の委員会がそれぞれブースを開き、縦割り班の低学年を楽しませるフェスティバルです。それぞれの委員会の特色を生かしたブースが準備され、低学年の子どもたちは楽しみながら回っていました。5・6年生は、次から次へとやってくる低学年をテンポよく捌くために、お互い協力し合って臨機応変に対応していました。子どもたちにとって楽しく、充実した土曜日になったのではないでしょうか。
日本一大きな湖、琵琶湖。その湖畔に琵琶湖博物館はあります。その琵琶湖博物館で今日、3年生のが「京都市の川にすむ生き物たち」について、研究したことを発表しました。3年生は昨年の夏から、小学校の脇を流れる岩倉川をはじめ、京都市の川を調査しました。その後、琵琶湖博物館の先生のアドバイスを受けたり、図書館で調べたりして、わかったことや考えたことなどをまとめてきました。今日は、その成果を自信をもって堂々と発表することができました。今回発表した資料は、2月1日(日)まで琵琶湖博物館の「集う・使う・創る 新空間」という部屋で展示しています。お世話になった琵琶湖博物館の先生方、子どもたちにとっての貴重な機会をありがとうございました。
5年生は昨日、同志社大学で留学生(AKP)に英語で新島劇を披露しました。今日は小学校に来てくださったアジアからの留学生たちの前で発表し、交流するという授業がありました。一人何役もこなし、スピーディーに展開するシーンをほぼ完璧に演じていく子どもたちに、留学生からも温かい拍手とコメントをいただくことができました。その後は留学生の方も交えて楽しく遊びながら交流しました。一度だけでなく、こうして何度も何度も外国の方とふれあう経験を通して、子どもたちのコミュニケーション力が養われていくのかもしれませんね。
今日の午前中、同志社幼稚園の年長さんが同志社小学校に遊びに来てくれました。1年生がお出迎えして、アリーナで「同志社ランド」にご招待!いろんな楽しいブースに幼稚園のみんなを連れて、一生懸命に準備したゲームで一緒に楽しみました。時を同じくして、和室では、茶道クラブの6年生が、同級生におもてなしをしたいということでお茶会を開きました。3クラスのみんなが順番にお茶室にやってきて、お茶席を体験しました。招待されたみんなは、慣れない正座とお抹茶に苦い顔をしながらも、特別な体験となったようです。また、5年生は同志社大学で、留学生の方々に新島襄の一生を描いた劇を披露し、留学生から暖かい拍手とコメントをいただくことができました。午後からは、4年生が上級生のクラブ活動を見学。どのクラブがどんな活動をしているのか、その様子を知ることができました。
今日、5年生は毎年京都市交響楽団が小学生向けに開催してくださっている「小学生のための音楽鑑賞教室」に参加しました。世界の著名な音楽家も演奏する京都コンサートホールで、オーケストラやパイプオルガンを聴かせていただき、生でしか味わえない音の感じや演奏する方の息遣いなどを体感することができました。
1890(明治23)年1月23日。同志社大学設立の道半ばにして、新島襄 先生は永遠の眠りつきました。46歳という若さでした。・・・それから125年経った今日、シトシトと冷たい雨が降る中、早朝には若王子山頂の同志社共葬墓地にて早天祈祷会が行われました。悪天候にも関わらず、墓地には入りきれんばかりの人が集まりました。小学校の児童や中学校・高等学校の生徒の姿も多数あり、同志社に連なる人々の層の厚さを感じました。そして、同志社小学校では、10時から特別礼拝をもち、新島先生の志に思いを馳せるひと時を過ごしました。 また、今日の放課後には、4年生がスキー合宿から無事に帰ってきました。4日間スキー漬けの毎日だったせいか、疲れも見えましたが、それだけ一生懸命にがんばったのでしょう。週末はゆっくり体を休めて、また元気に来てくださいね。