同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
2年生が頑張って取り組んできた、同志社ゆうびんきょくが先週で終了し、今日が最後の配達となりました。これまでにたくさんのハガキを人から人へと届けてきた2年生。人と人とをつなぐという、大変だけれど達成感のあるこのお仕事を通して、いろいろなことを学べたのではないでしょうか。同志社小のちいさな郵便屋さんに、ありがとう。
今日は4年生の希望者による天体観測会がありました。お隣の同志社高校の校舎をお借りして、同志社高校の理科の先生と本校の理科教員とが、4年生に星のお話をしたり、理科館の天体望遠鏡で木星とその衛星の観測をしました。空が暗くなるころはまだ雲が多かった空も、20時を過ぎるころには360度見渡せる満天の星空となり、参加した全員が望遠鏡で木星を確認することができました。肉眼ではひとつの小さな光ですが、そこにたくさんの星があることがはっきりとわかり、宇宙の不思議と星空の美しさに心動かされる時間となりました。
今日、6年生は同志社大学の法廷教室を訪れ、司法研究科の皆さんのご協力の下「小学生のための刑事裁判入門」の特別授業を受けました。まず、元裁判官や元検事の先生、現役の弁護士の方々による、オリジナルの模擬法廷が開かれ、その後、有罪か無罪かをグループに分かれて話し合いを始めました。「なんとなく」や「かわいそうだから」などの感覚的な思考では全員が納得しないということ、そして論理的に物事を考えることの必要性を子どもたちは学んだのではないでしょうか。法とは何か、裁判とは何かを考える良い機会となりました。
今月はワールド給食月間ということで、世界各国の代表的な料理が給食に登場していますが、今日はインドといえば!のあの料理(カレー)の日でした。朝の礼拝では、シンガポール出身の英語の先生が、そんなカレーの素になるスパイスのお話をしました。インドの中でも北部と南部とでは、カレー事情が異なることや、日本ではカレールウを鍋に入れて煮込むのが一般的だが、本場ではたくさんのスパイスを混ぜるところから作るのだというお話に、子どもたちからは驚きの声があがっていました。
今週は、それぞれの学年が最後の授業参観と懇談を迎えます。今日は2年生の授業参観でした。2月6日の今日の一枚でご紹介した、SSTの授業を行ったクラスでは、グループの中の保護者の方も入っていただき、子どもたちの学習の様子を間近で参観していただきました。また、3年生では、自分たちのおじいちゃん、おばあちゃんに来てもらい、昔の生活についてお話を聞きました。電化製品などは今と昔では大きく違いますが、「当時はそれしか無かったから、別に不便だとは思わなかった」というお話には納得です。そして、5年生では、本校の卒業生(現 同志社中学校3年生)が、中学校の様子を紹介しに来てくれました。5年生は4月から最高学年となり、中学校への進学というものがさらに現実味を増してきます。何も見えない・わからないことが人間にとって一番の不安の種ですが、こうして現役中学生が語る“本音トーク”は、5年生にとっての大きな心の支えとなることでしょう。
今日から2年生による同志社ゆうびんきょくがスタートしました!初日の今日、中休みの時間になると、さっそく小さな郵便屋さんたちが、張り切ってはがきの回収に向かいました。ポストを開けると中にはたくさんのはがきが入っていて、思わずびっくり!教室前の集配所に持ち帰り、仕分け係りの子が仕分けをします。そして、そのはがきを持って、今度は各教室に届けていく2年生。本物の郵便屋さんさながらのチームワークで、はがきを届けていました。「はがきに込められた思いを届けたい」と言っていた2年生。今日から1週間、活躍を期待しています!
子どもたちが楽しく遊ぶお昼休み。突如として大きな地震の音が鳴り響き、避難訓練を知らせる放送が入りました。今日は地震による避難訓練です。授業中とは異なり、休み時間は一人ひとりの状況がちがうので、考えて行動することが大切です。今日の一枚は、地震発生直後にグラウンドで遊んでいた子どもたちが、中央に集まって身を寄せ合っている様子です。この後、校舎内の子どもたちも速やかにグラウンドへ避難しました。雪が舞う寒い中での訓練となりましたが、本当の地震はいつ起こるかわかりません。しっかりと心の備えをしておきたいものです。
放課後の陸上スポーツ教室では、(大きな大会を終えて)引退をした6年生が、下級生のためのお手伝いをしています。トレーニング用具を設置したり、アドバイスをしたりと、陰で後輩たちを支えてくれています。卒業まであと3週間ほど。残された学校生活の様々な場面で、こうして下級生へ大切なものを残していってくれるにちがいありません。
4年生の図工では、ビー玉を使ったアートに挑戦しています。ビー玉に絵の具で色をつけて、縁の付いたキャンバスの上を転がせば、現代アートさながらの作品ができあがります。子どもたちは、自分の思った通りに描けるというよりも、思いがけない模様ができるおもしろさに気付けたのではないでしょうか。同じものを使って描いているのに、一人ひとりのカラーが滲み出るビー玉アート。どれも味わい深い作品となりました。
今、各学年の宗教の時間に「あたたかい言葉がけ」について学んでいます。これはSST(Social Skills Training)と呼ばれるコミュニケーション力を高めるトレーニングに基づいた授業です。授業では、学校の中で起こりうる様々な場面を設定して、そのときにお友達にどんな言葉をかけたら相手が嬉しい気持ちになるのかを考え、ロールプレイングをしました。1年生では、「ふわふわことばつかおう」ということで「ことば」だけでなく言い方や表情などもどうしたらいいか考えながら、会話を楽しんでいました。ふりかえりで、ふわふわ言葉を言われた人も、言った人も良い気持ちになるだけでなく、見ている人も嬉しい気持ちになることにみんな納得していました。「ことば」を使うには本当にそう思う気持ちが大切ですが、逆に「ことば」が心を導いてくれる力を持っているのだとすると、相手を思うやさしいことばが溢れる学校でありたいものです。