同志社小学校の日常を、写真とともにお届けします。四季折々の学校の風景や学校生活の1コマをご紹介します。
今日は、この1年間を締めくくる修了式の日でした。校長先生から「成功から学ぶことだけではなく、失敗から学ぶことも大切。それらは目に見えない力となって、植物の根っこのようにみんなの力になっている。」というお話があり、子どもたちはじっとお話を聞いていました。式の後には、今年度で学校を去ってしまう児童の挨拶と、教員の挨拶がありました。同志社小学校にいる一人ひとりの絆は、たとえ離れ離れになっても決して切れるものではありません。きっと目に見えない何かでつながっているはずです。そして、新学期、新しい学年で新たなスタートを切る、同志社小学校のみんなにとって、見えないけれど、確かにそこに感じる支えとなることでしょう。
今日は1年間、お世話になった教室の大そうじの日です。自分の使った机やイス、ロッカーなどはもちろん、教室の壁や窓、遊びに使った用具まで、感謝の気持ちをこめてきれいにおそうじしました。
今日は各学年、お楽しみ会を開くところが多い日でした。4年生のあるクラスでは、お世話になった先生を招待して楽しんでもらおう、ということでお楽しみ会を準備してきました。いくつかのグループにわかれて開かれたブースは、どれも一風変わったものばかりで、随所に楽しめる要素がいっぱい仕掛けられていました。当日は校長先生をはじめ、集まった先生も本気になって楽しみました。写真はチャンバラコーナーの様子です。校長先生と戦えるのも滅多にない機会ですね。4年生の「相手の喜ぶ姿に自分たちも喜びを感じる」心が表れた、すばらしいお楽しみ会でした。
昨日は4年生、今日は5年生が関西電気保安協会の方々による特別授業を受けました。4年生は、備長炭を使って電気を発生させる実験をし、今日は5年生が針金と磁石を使ってモーターを作る実験をしました。消しゴムを台座に、クリップと針金だけを使ってモーターを作ります。回転する仕組みも含めて、とても丁寧にご指導いただき、自作モーターが回転したときには子どもたちも思わず「回った!」と喜びの声をあげていました。
5年生は音楽の授業で、一人ひとりが弦楽器(ヴァイオリンやチェロなど)を弾けるように取り組んできました。今日は、その発表会。保護者の方々も観に来てくださり、息のあった「ほたるの光」を演奏しました。ヴァイオリンなどの楽器は、ともすれば一生触れずに終わるということもあるかもしれませんが、5年生は触れるどころか演奏することもできるようになりました。この「できた」経験は、これからの音楽との関わりの中で、大きな自信となり、より音楽を好きになれる基礎となっていくのではないでしょうか。
5年生は道草の授業で、6年生の修学旅行で行くアメリカについて調べています。英語の授業で学んだことを踏まえ、どのテーマも「歴史・人・気候」につなげて調べています。インターネットを使えばすぐにでも情報は得られそうなものですが、あえてパソコンは使わず、図書室で本や雑誌をペラペラとめくりながら調べています。遠いことのように思っていた修学旅行も、実はあと3ヶ月後。充実した旅にするためにも、下調べに余念がありません。
4年生のあるクラスの学級活動では、昭和に流行したテレビ番組のパロディーに挑戦していましたが、今日はそれをビデオで撮影する日でした。今のバラエティー番組と違って、舞台セットの出し入れなどもノーカットで放送していた時代、その頃を見習って、場面転換などもノーカットで撮影。随所に子どもたちのアドリブが織り交ぜられるなど、全員の息がみごとに合って撮影し終えたこの作品は、今年度の途中にアメリカへ旅立ったクラスの仲間へ届ける予定です。場所は違っても、共に成長していく仲間に、みんなの気持ちが届くといいですね。
2年生の教室前には、たくさんの絵が飾られています。これは「小さなまほうつかいと大きな木」という物語を絵にしたもので、自分がお話の中で描きたいと思った場面を描いています。「大きな木がテーマだから、木を目立つようにかきました」など、それぞれ工夫したところも紹介されていて、ひとりひとりのがんばりがよくわかります。ひとつのお話であっても、それを読んだ人、それぞれが違う景色を思い浮かべているということ、けれど、その中に共通するイメージも思い描いているというおもしろさを感じる作品でした。
5年生の算数は、円周の長さのまとめをしています。今日は、複雑な図形の長さを求める方法をみんなで考えました。基本の問題ができるようになると、みんなもっと難しい問題にチャレンジしたくなります。ガラス黒板に書かれたスペシャル問題の前には意欲的な子どもたちが群がり、ああでもない、こうでもないと議論を交わしていました。6年生になると、勉強もまた一段とレベルアップします。今からしっかりと基礎の力をつけて4月に気持ちよく進級しましょう!
今日は、同志社小学校の第6回 卒業式でした。朝、続々と登校してくる卒業生を迎えるのは、4月からリーダーとして下級生を引っ張っていくことになる5年生。在校生代表として6年生を送り出す役目は、最初の大きなお仕事です。5年生も張り切っていました。卒業式での6年生は、皆キリっと引き締まった表情で、卒業証書を受け取っていました。その背中は次のステージへと向かう決意に満ちているようでした。式のあとは、保護者の方による卒業記念パーティーです。終始和やかな雰囲気で行われ、卒業生、教員、保護者の気持ちが一緒になった、とても素敵なひと時となりました。今日、卒業を迎えた6年生。それぞれの道はこの先、どんどん分かれていくでしょう。でも、そのはじめの一歩を踏み出したのが、この小学校であったこと、そして、純粋に心を通わせた仲間がいるということを覚えて、まだ見ぬ世界へ自信をもって羽ばたいていってほしいと思います。 卒業おめでとう!