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DES脱プラお菓子キャンペーンを開催します!

2022年11月9日

 11月12・13・19・20の4日間に、SDGs学習の一環として、京都府菓子工業組合青年部と6年生が協働して「Doshsha Elementaly School 脱プラお菓子キャンペーン」を開催します。これは、京都府内の6つのお菓子屋さんで購入したお菓子を家から持参した容器に直接詰めてもらうことで、プラスティックごみを減らそうとする取り組みです。

 このキャンペーンを開催するにあたって、6年生では理科・家庭科・道草の時間で「プラスティックごみの問題を解決する方法」や「お菓子を衛生的に品質を落とさず直接受け取る方法」などについて一生懸命に話し合いを重ねてきました。7月に行った京都府菓子工業組合青年部の方々とのオンラインインタビューでは、プラスティック包装の多くの長所についても教えていただき、多角的にものを考える大切さも学びました。

 安全と便利さを求めるわたしたちのくらしと自然環境の問題の両方を考えた結果、「やはり少しでもプラスチック包装を減らすことに挑戦してみたい」と考えた6年生からの要望によって、京都府内の6つのお店が、プラスチックの使用を減らす取り組みに協力してくださることになりました。現在6年生たちは、キャンペーン開催にむけて、自作のパンフレットを配布したり、説明動画を上映したりして、全校のみんなに一生懸命に伝えています。

 お菓子屋さんにとって、伝統を守りながら匠の技をつくして丁寧に手作りされた商品を大切に扱うためにプラスチック包装は欠かせないものです。同志社小学校6年生のおもいを汲み取ってくださった、京都府菓子工業組合青年部のみなさまには心より感謝申し上げます。

 このキャンペーンを通じて、プラスチックの問題を考えるだけでなく、京都のまちのお菓子屋さんで大切に守られてきた伝統や文化、さらには創意工夫が詰まったお菓子の魅力を再発見していただく機会にもなると期待しています。