12月22日(日)東京工科大学にて開催された「中谷財団 科学教育振興助成 成果発表会」において、同志社小学校と立命館小学校の合同チームがグランプリを受賞しました。
中谷財団から研究助成を受けている全国の小中高校大学や一般の研究機関など152団体が参加する中、同志社と立命館の小学生チームは、理科で学んだことを活用して“未来をより良く変えていくための様々なアイデア”について発表しました。デモンストレーション、動画、ゲーム、ラップなど色々な表現方法を用いて行った10分間のプレゼンは注目を集め、参加者の投票によって最高位を受賞することができました。大きなステージで表彰を受けた子供たちは「夢のようです。」と感想を述べていました。
2024年度より、同志社小学校と立命館小学校で連携して理科の探究学習を展開することにより、新しい学びのモデルを創ろうと共同研究を行っています。今回のプレゼンコンテストは、同志社小学校6年生90人が理科の授業で用いた「ハートビートボックス」という教材から生まれたアイデアを7つのプレゼンにまとめ、立命館小学校4年生の理科の授業で発表したことで、新たな探究学習を生み出すことに成功しました。理科教育を通じた二校間の交流が、それぞれの学校の子ども達の創造性を引き出した成果を、様々な方に高く評価いただいたことを糧に、来年度も理科の共同研究を続けたいと考えています。