【音楽で算数???】
2年生では「3」の仲間の拍のある曲と「4」の仲間の拍のある曲を探しています。要は3拍子と4拍子のパターンを体で感じているのです。
校歌はどっちかな… BTSの「Dynamite」はどっちかな…などなど、途中ピアノで習っている曲の楽譜を持って来て、「これに合わせてみたい」と演奏し始める子もいました。子どもたちは日常生活の中でたくさんの音楽に触れているはずです。普段何気なく聞いている音楽が音楽の授業でやっていることと結びついていたとしたら嬉しい限りです。
子どもたちそれぞれがどのように音楽への理解を深めるのか?そのプロセスは本人にしかわかりません。指導する側には見えない部分ですが、子どもたちの「主体性」を尊重するのであれば、それぞれのやり方が認められるべきではないでしょうか。練習の仕方もそれぞれですし、グループによってできあがってくるものの形も違います。違うから、面白い。時には指導者側には拍子のパターンが見て取れないものもあります。それでもいいのです。正解を求めるよりもみんなで考え、試行錯誤しながらやってみることがどれだけ大切なことか、パンデミックの中で世界中の人々が学んでいるのではないでしょうか。
「みんなちがって、みんないい」
動画は竹を使って3拍子を楽しんでいるところと、平ゴムを使って4拍子を楽しんでいるところです。時々担任の先生も参加してくれます。