学校生活

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♪オンライン音楽授業紹介その2♪〜繋がる〜

2020年6月2日

 緊急事態宣言も解除され、分散登校ではありますが、学校を再開することができる運びとなりました。子どもたちの元気な姿を見るのが楽しみです。このような大変な状況下で私たちの生活を支えてくださったみなさんには感謝をしてもしきれません。本当にありがとうございました。まだまだ病気の問題が解決したわけではありませんが、焦らず、ゆっくり状況を見ながら、新たな一歩を踏み出します。

 さて、この2ヶ月間オンライン授業をやりながら気づいたことがたくさんありました。中でも音楽科では「相手に思いを馳せる」というキーワードを見つけ、大切にしています。世間では、「オンライン環境整備を急ぐべきだ」とか「双方向のやり取りが必要だ」などの訴えが多く聞かれます。現状を踏まえたら、その通りだと思います。しかしながら、遠隔で授業を受ける子供達やご家庭と愛情を持って繋がろうという姿勢がこちらになければせっかくのオンライン授業も台無しになってしまうのではないでしょうか。

 そんな時、ある保護者から頂いた言葉がありました。それは「親近感」。動画配信のような非同期のやり方であろうが、Web会議のような同期双方向のやり方であろうが、とにかく相手に「やってみようかな…」と思ってもらわなければ何も始まりません。普段の授業でもなんら変わりのないことかもしれませんが、振り返ってみるとオンラインだからこそ普段よりもお互いの敷居を下げることができた部分があったのではないかと思います。Web会議中にお家のみなさんに「こんにちは」と問いかけると画面の向こうから「こんにちは」と返してくださったり、率直な授業の感想をロイロノートを通じてお知らせいただけたりと色々なコミュニケーションが生まれました。この繋がりが大きな励みにもなりましたし、より良いやり方を探すヒントにもなりました。皆が初めてのことに戸惑いながら、それでもできることを精一杯やることでいつの間にか今まで以上に人と人との距離が縮まって来ていることにも気づかされます。

 そこで、今回はオンラインだからこその距離感の授業を2つ紹介したいと思います。

 一つ目は”Meet New Friends Through Music”と題したプロのパフォーマーと子供達とを繋ぐことをテーマにした授業です。非同期の動画配信でパフォーマーからレッスンを受け、後日希望者がWeb会議でパフォーマーと出会ってしまうという取り組みです。写真はZoom会議でパフォーマーと子供達が出会った時の様子です。「好きなことを大事にするんだよ」とか「好きなことを自信を持って好きって言っていいんだよ」というとても暖かいメッセージをいただきました。ダンサーのShokoさん、ドラマーのHideさん本当にありがとうございました。

  

 非同期の動画は一般配信もしています。まだ出会ったことのないどこかの子どもたちと本校の子どもたちが動画を介して繋がる機会となれば嬉しいです。一般向け動画は次のリンクからご覧いただけます。是非ご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=0Y-7XBVk4aM&fbclid=IwAR172n7oHKP3aeLJS-5qETfdd-Rc4PqFUMkP4twvMyUCRWPkf2GDyjLB-R0

 二つ目は自由課題で出していた”#Stay home and sing with us”という授業です。元々は子どもたちへの課題でしたが、1人、そして2人と参加する教員が増え、いつの間にかギターが入り、ベースが入り、ピアノやビオラまで!アカペラを楽しむ課題だったはずが、気づけば、個性あふれる応援歌が出来上がっていました。エンディングでは「みんな繋がっているよ」というメッセージを副校長が旗を振りながら送っています。皆で支え合いながら、ゆっくり学校を再開していきましょう。

 

 音楽科一同、これからも人との繋がりを大切にした授業づくりをしていきたいです。