宿泊体験学習最終日も、雲一つない青空のもと、一日がスタートしました。礼拝、朝食後、ホテルの方へお礼の言葉を伝え、熊本城に向けて出発しました。
初めに熊本城の歴史、震災と復興への道のりについて説明をいただきました。実際に城内を歩くと、まだ復旧工事中の箇所も多く見られましたが、その分、蘇った部分の力強さと美しさが際立ち、携わる方々の思いが伝わってくるようでした。見学後は、城彩苑で最後の買い物を楽しみました。次に向かったのが同志社とつながりの深いジェーンズ邸です。ジェーンズさんが教員をしていた熊本洋学校の生徒、卒業生約40人が同志社に入学し、同志社のもう一つの源流となりました。前日の草葉町教会でのお話を思い浮かべながら見学しました。その後、最後の昼食をいただき、熊本駅から新幹線で帰路につきました。
3日間という短い期間でしたが、多くの方々と出会い、平和、自然災害、復興、そして同志社についてたくさんのことを学ぶことができました。宿泊体験学習の目標に照らして、達成できたこと、課題として残ったこと明らかにし、一人一人の力をより高めていくことで、集団としての成長につなげていきたいと思います。