京都駅を出発し、一路博多へ。長時間の移動でしたが、静かにおしゃべりをしたり読書をしたりと、各々新幹線の旅を満喫しました。博多駅からはバスでの移動です。なぞなぞやクイズなど、レク係を中心に楽しいひとときを過ごし、金立サービスエリアでは、屋外で気持ちよくお弁当をいただきました。
再びバスに乗り込み、平和学習の地、長崎に到着しました。他とあまり変わらない街並みに、原爆の被害について事前に学習してきた子どもたちは意外そうな表情を見せていましたが、長崎原爆資料館に一歩足を踏み入れた途端、展示物や写真に目を奪われ、食い入るように見入っていました。資料館を後にして爆心地公園への道中では、「ここに原爆が落ちたんやなぁ」「そうとは思えないくらいきれいや。」と、見学前とは街を見る目も変わったようです。「知る」だけでなく「感じる」。これこそが現地での大切な学びです。爆心地公園での礼拝では、自らの生き方で平和を作り出すために、ここでの学びを身近な人に響かせていくことを確認し、全校生で折った千羽鶴をお捧げしました。
平和公園を歩き、平和祈念像を背景に学級写真を撮影した後、和泉屋さんでお買い物をしました。出島に向かうバスでは、如己堂、浦上天主堂、片足鳥居、地蔵堂といった当時を偲ばせる地を車窓から見学しました。出島では、班長さんが考えたクイズを解きながら楽しく見学し、当時の出島の役割について学びました。
今日の宿舎はルークプラザホテルです。稲佐山の中腹にあり夜景が一面に広がるレストランでおいしい夕食をいただきました。ホテルでの過ごし方、食事のマナーなど、生活面でも学んだことを2日目に生かしていきたいと思います。