学校生活

多彩な経験がつくる、
たくさんの笑顔と日常の輝くシーン

5年生 宿泊体験学習(北海道)

2017年8月28日

5年生は8月21日~25日まで北海道へ宿泊体験学習に出かけました。最初の2日間は長沼町でファームステイ体験です。ファームステイでは、じゃがいもやたまねぎ、トマトにとうもろこしなどを収穫したり、みがいたり、選別したりとさまざまな農作業の体験を行いました。その他にも、農業についてのお話をきいたり、料理を一緒に作ったりと、楽しい時間を過ごすことが出来たようです。お別れの時には「寂しいな~」「もっといたいな~」と別れを惜しむ姿があちこちで見られました。子どもたちはのびのびと自然を感じながら貴重な2日間を過ごすことが出来ました。お世話になった農家の方々に感謝いたします。

3日目、長沼町を後にしたバスは千歳水族館につきました。子どもたちは魚に触ることのできるタッチプールや珍しい魚に興味津々。実際に千歳川を泳ぐ鮭も見ることができました。次はいよいよラフティングです。雄大な自然の中で、力を合わせて川をくだる喜びを感じました。また、急な流れの時には、「ジェットコースターみたい!」との声が出たりと、自然を体感しながら最高に楽しい体験ができたようです。

4日目は有珠山と昭和新山へ。山岳ガイドの方に、昭和新山や有珠山について、説明していただきました。また、コーラを使った噴火の実験には、子どもたち大盛り上がりで、楽しく学ぶことができたようです。次に特急北斗で函館へ。車内で食べるカニ弁当は格別でした。函館に到着し、まず向かったのが、新島先生が函館で生活を送っていた時に住んでいたハリストス正教会です。教会では、神父様から、新島先生とニコライ司祭との繋がりや教会についてのお話を聞かせていただきました。函館散策のあと、渡航の碑の前で礼拝を行い、新島先生について分かち合いました。

5日目は、朝市でたくさんの新鮮な魚を見たり、函館山の展望台からの美しい景観を楽しみました。

この合宿を通して、子どもたちは、人と人とのふれあいの大切さ、自然が持つ素晴らしさ、仲間と過ごす喜びを感じたことでしょう。また、なによりも新島先生の足跡を辿ることで、より身近に感じることができたのではないでしょうか。その想いを深め、6年生でのアメリカへの修学旅行につなげていって欲しいですね。