学校生活

多彩な経験がつくる、
たくさんの笑顔と日常の輝くシーン

5年生音楽「チームで合唱」

2015年11月17日

 5年生は三部合唱に挑戦しています。かなり難しい曲ですが、「できる!やろう!」と思わせてくれたのは鑑賞後に口ずさみながら音楽室から出て行く子どもたちの姿でした。
 早速、各クラスを3パートに分けて練習開始。各チームにリーダーとピアニストがいます。練習開始当初は教員がお手本を見せながら、各パートの旋律を導入しましたが、その後は子どもたちに任せています。とは言っても、教員は各パートの様子を観察をしています。練習が上手くいっているグループとそうでないグループは一目瞭然です。
 上手くいっていないグループがあったらそのまま放っておく事もできます。でも、それでは教員がいる意味がありません。上から目線で「こうしなさい」と指示してしまう事もできます。でも、それではそもそも子どもたちに任せた意味がありません。
 なので、問いかけます。「どうやったら、上手になると思う?」すると気付きました。上手くいっているグループとそうでないグループとではこの問いへの答え方が全く違うのです。「みんなで合わせる」と答えるグループと「どこどこの部分をしっかり合わせる」と答えるグループ。後者のほうが具体的な目標設定ができています。
 グループで音楽を作っていくということは問題解決の連続のはずです。リーダーは責任をもって問題点を見つけ、それをみんなとシェアし、解決していけるようにしなければなりません。しかし、それはリーダーだけがやればいいわけでもありません。他のメンバーも自分が苦手に思っていることや自分が問題だと感じる部分については意見をしなければなりません。個々がチームに対して責任をもてるような環境を作る責任が教員にはあります。
 なかには歌が苦手な子もいます。でも、それは今そうなだけで、これからどんどん変わっていきます。チームワークとはお互いをフォローしながら、今よりもより良いものを目指すために責任をもって協力することではないでしょうか。チームワークの末に生まれるアンサンブルは必ず人の心を動かすはずですし、子どもたちの成長につながるはずです。