学校生活

多彩な経験がつくる、
たくさんの笑顔と日常の輝くシーン

同志社小学校の自然~蛍舞う初夏~

2020年6月9日

 毎年6月上旬になると、岩倉川にホタルが舞うようになります。校舎のまわりは街灯が明るいため、成虫になった蛍は上流の暗いところへ移動します。それでも、同志社小学校のすぐ西側の八ノ坪橋では、6月3日に5匹のホタルが確認できました。仲間を求めて瞬くホタルの光は、生命の輝きを見るようで心を動かされます。

 学校で育てているオオムラサキもサナギになりました。学校の玄関の一角にあるサイエンスコーナーで様々な生き物と一緒に展示しています。屋上にはカボチャやナスの花がたくさん咲いています。

岩倉川でホタルが羽化するころ、山のため池にはモリアオガエルの卵がいっぱいです。自然の生き物たちの変化は、慌ただしく毎日を過ごす私たちに季節の移り変わりを教えてくれているようです。

岩倉の水田が夕日に美しく輝いていました。同志社小学校のまわりには昔ながらの水田を中心とした多様な生き物の世界が広がっています。

夕焼け、オオムラサキのサナギ、モリアオガエルとタマゴの写真提供:村上幹夫(自然学習ボランティア)